投資苑読了。
パンローリングの投資本は有益なものが多い気がするなぁ。
心理、戦略、資金管理。たしかに勉強になった。
インプットしたらアウトプットしないと身に付かないということで、絶賛低迷中の主力株ジーエルサイエンスについて、この本のテクニカル分析等を引用しながらやってみる。
まずは、第三章古典的チャート分析から引用
P167 1-2-3反転方式
チャートラインの最高値Aから、最安値Cをつける直前の戻り高値Bを結ぶトレンドラインを引く。その際、A点とB点の間の価格が全てのトレンドラインの内側に入っているようにする。ポイント1でこのトレンドラインのブレイクがトレンドの変化を告げる最初のシグナルとなる。
直近一年間の動きを分析すると、
高値は10/19の3530円で、安値は3/1の2291円
ベアトレンド継続中。
ブレイクアウトは2600〜2700で足元固めないとダメっぽい。
P289 第五章 見過ごされてきたその他の指標
出来高は、マーケット参加者の金銭及び感情的な相場への関与の度合いと損からくる苦痛の程度を反映します。
P293
相場下落の中で出来高が減少する場合、それはベアが売ることにあまり熱心でなくなってきており、一方のブルも出口を求めてももはや殺到する状況にはないことを示唆しています。頭の良い根性の座ったブルはとうの昔にポジションを売ってしまっており、弱気になったブルが振り落とされている状況を示しています。そして、残っているのは苦痛に対する耐久性が高いブルのみになってきていることを、減少する出来高は示しています。多分、彼らは資金が豊富な投資家か、相当以前に価格が安かったところで買った人たちか、またはその両方に該当する人たちなのです。
なるほど、出来高からは群衆の心理が読めるってことね。
ちなみに、自分は資金力ないし高値掴みだけど、余裕でホールド中です。精神力が強いとかじゃなくて、身動きが取れないだけなんだけれど。
3500円が懐かしいなー。
さらっとまとめると、現在のベアトレンドでは、余裕のある個人がまったり配当をもらいながらホールドしているだけ。出来高を見る限り、売りも買いも勢いがない。握力が無くなった弱小生き残りブルがちょこちょこ投げているので、ベアトレンドが続いている。
地合いも不安定になってきているので、下落は続きそう。
トレンド転換は、出来高を伴う上昇で2600〜2700を超えてこないとダメっぽい。
価格は価値のコンセンサスを表す一方、出来高はマーケットの参加者の感情を表す。敗者たちに渦巻く苦悩も映し出す。
もう1年近く下落していて、出来高も少ないので、弱小個人の精神的負荷は高いことが予想される。信用買い残もまだ残っているので、将来の売り圧力は高そう。含み損が解消され次第ぶん投げるんじゃないか。
よって、株価低迷はまだ続く。
四季報読んでもピンとこないし、半導体石英限界みたいなこと書いとるし。何かでかい材料がないと厳しいんじゃないの。「廃炉含めて原発事業に意欲」って新しい話だと思うんだけど、株価反応せんし。
まぁここでガチホして苦しんだ分だけ勉強になるからいいか。
買い方の希望は、