表紙にある「自分を理解し、自分だけのエッジを見つけたものだけが成功できる」というフレーズが気になって読んでみた。
自分だけのエッジ(優位性)について真剣に考えたことがあっただろうか。
なんとなく、他の人と比べて得意だなぁと考えることはあっても、自己分析と言えるレベルまで考えたことはない。
マーケットの魔術師を読んでも、様々な背景を持った人がそれぞれのやり方で収益をあげていたのを覚えている。
確かに、自分にあったトレード手法を見つけるには、精神的な面も含めて自己分析が必要なのだろう。
【自分の得意なこと】
将棋の早指し
仕事が早い
リスクを積極的にとる
自分の意見をはっきり言える
外交的
本書のパターン分析によると「外交的」に該当しそうだ。
今年度のトレードはほぼ塩漬け状態なので、あまり参考にならないけれど、去年収益が出たのは、自分の性格とトレード方法がマッチしていたからなのだろうか。
ボラティリティが大きく、上値余地がある小型株を触って、ひたすらキャピタルゲインを狙ってた。
地合いのおかげもあり、利益が月給を超えた月もあった。
今年は、米国株の高配当銘柄にも触ったりして、配当収入の喜びにも気づくことができたけれど、投資額が少ない分、利益は雀の涙だ。
賢明なる投資家を読んで、リスク管理を考えるようになった結果、ちゃんとファンダ分析をして、安全域が大きいもので、成長性がある企業を探すようになった。
勉強の影響もあり、今年の1銘柄あたりの時間軸は、去年より長い。塩漬けといえばそれまでだけど。
自分の性格が短期なのは認めざるを得ない。
2ヶ月以上のホールドはストレスになると思う。
仕事柄、デイトレはできないから、1ヶ月程度の時間軸で利益を狙えればいいのか。
ただそれで含み損抱えていつも塩漬けしてしまうんだよな。
わからない。
多分今は、座学と実践の擦り合わせの段階で、トライアンドエラーを繰り返す訓練時期なのだろう。
ちょっとずつ、自分に合ったトレーディングを見出していきたい。