ブイキューブとフェローテックでフルポジだったが、本日全て売却。多分マイナス50万いってる。今年の利益はほぼ吹き飛んだので損益ゼロベースになってしまった。
株で勝つために必要なことの90%は損失を抑えること。マーケットの魔術師でミネルヴィニが言ってる。
ミネルヴィニは3万ドルから4万ドルを投資初心者の時に失って、損失を抑えることの大切さに気づいた。初心者のうちにこういった多額の損失を経験することは、マーケットに対して敬意を払うべきだということを学べるため、最も勉強になる経験のひとつだと言っている。
全財産を失ってもトレードを続けて数年が経ったころ、もし自分が損切り基準-10%を守っていたらどうなっていたのかをシミュレーションした。結果は利益を70%増やせていたことが判明した。
実際にはミネルヴィニは全てのトレードに同じ損切り基準を設けているわけではない。相場の強弱や時間軸によってそれぞれ異なった基準がある。
重要なのは、損切りは期待利益を構成する要素の一部でなければならないということだ。
これだ。このセンテンスには大きな価値がある。損切りを素早くするための発想の転換。
要するに、利確と損切りはセットで、損失ゼロはあり得ない。損失ゼロならば利益もゼロだ。
損失ゼロは不可能なのだから、含み損を伸ばすにはナンセンスだ。早めに損切りすることに越したことはない。利益と損失はセット。なんとなく利確していたつもり、わかっていたつもりでも、実際に行動に起こせるかは別。行動が遅れれば、退場につながる。そういう世界。
的確に行動するには計画的にポジションを取る必要がある。だからミネルヴィニは逆指値で必ずストップロスを設定する。場中にやると感情が邪魔するから、時間外の落ち着いた時間に注文は済ませる。市場が始まる前にやるべきことは「全て」終わらせる。感情が入る余地を残さないようにするんだ。
ミネルヴィニは株式市場の聖杯はリスクリワード比率と回転率だと言っていた。
自分はリスクをとりすぎていた。リスクが大きすぎる割には期待利益は低かった。なぜなら利確が早いから。
今回の損切りはフルポジションの状態でマイナス15%で損切りした。これに対する正当な期待利益は最低でも+15%以上でなければならない。
自分は+15%とるイメージはなかった。だからダメなんだ。リスクと利益について全く計画性がなかった。
今回の50万の損失で反省して損切りができるようにならなかったら自分は投資に向いていないと思う。これは自分にとって必要な悲劇だったのだ。ジーエルサイエンスはなんとかなってしまった。今回も塩漬けすることはできた。前回と今の心境の違いはなんだろう。利益を出せていて元本が保たれているからだろうか。
色々理由はあると思うけど、1番はこれまでの勉強と経験の成果が塩漬けを許さなかったのだと思う。ナンピンはやってしまたけれど。
損切りして、今は少し晴れやかな気持ちになっている。自分は損切りするほど強くなれる。自分はリスクをコントロールするほど利益を出せる。
勝つために必要なことの9割は損失を抑えることなんだから。損失を抑えることを1番に考えなきゃダメなんだよ。
結果、この不安定な世界情勢と日経が下落トレンドにある中でフルポジなんてありえないんだよ。馬鹿か俺は。利益ばっかりお花畑だからダメなんだ。
こっからだ。俺はこっからだ。ここから別のステージに行く。絶対に結果を出す。
50万を1日で失った夜。正直な気持ちを書いた。