主力銘柄のジーエルサイエンスの下落が止まらない。
今日は2291円まで下がり、2300円台を下に突き抜けた。
テクニカル的には、25日、75日移動平均線がどちらも下向きで、下降トレンド継続中で、まだ反転のサインはない。
ファンダメンタルズは、PER12倍、PBR1倍となっており、依然として割安だ。
この会社は昨年末の半導体ブームの中でも地味な値動きだった。
半導体を物色している人は子会社のテクノクオーツを買い、資金力のない個人が深く考えずに親会社であるジーエルサイエンスを買っていると思う。
ファンダメンタル的には割安で、業績も好調だ。
ただ、上手い話はない。
現実に、売り崩されている。
決算が値動きの一材料にすぎず、需給やマクロ経済、市場参加者(株式保持者)の割合など、総合的に判断しなければ、痛い目に遭うことを教えてくれる教材の様な事例だ。
買った当時は、上場来高値更新前の2900円台だった。その後スルスルと3500円を突破して、含み益にほくそ笑んだ後、下落が始まった。あれから半年以上経つのか。
何度かトントンになって同値撤退することはできたが、売らなかった。
今は-21%の含み損を抱えている。ボーナス一回分くらいの金額だ。
メンタル的には、株価は毎日チェックしてるけど、「おー、また下がったな」程度の感想しかない。
本来なら、損切りをしてもいい頃合いだと思う。
先日全て売却してスカラとここを比べると、何が違うか。同じくらいの下落率。
ホールドしている根拠は、結局は決算なのだろう。
業績は好調。売る材料は何も出てない。
それで十分だろう。
来たる本決算は、最高益更新+増配はもう織り込んでいると思う。
あとはレベルの問題と予想。期待を超えて欲しい。