金曜日にブイキューブの決算があり、コンセンサス未達の減益で良い結果ではなかった。
営業利益、経常利益、純利益共に減益となり、売上高だけが9.7%の増加となった。
ブイキューブはここ2ヶ月の短期トレードで10万円以上の稼ぎが出ていたことから、決算直前でも味を占めてポジションを作った。
決算前の水曜日から1310円の指値が入って、今までだったらそのあと反騰して1350円前後で利確という戦略だったが、その日は反騰せず1320円程度の横ばいだった。
決算日は、前場10時までに1210円まで急落するという事態になり、自分の今までの経験上、決算前に上昇していることは良くないことだと思っていたので、かえって吉兆と判断し、ポジションを100株増やした。具体的な勝算はなかった。
その後は1270円で決算を迎え、今に至る。
掲示板は阿鼻叫喚の渦で、売り方の勝ちといったコメントが多かった。
自分は精神的に不安定になり、ツイッターで好材料を探したり、ナンピンの取得価格計算をしたりして貴重なお盆休みを無駄にした。
【思考回路】
①デイトレードで味をしめ、ポジションを増やして勝負するも含み損4万円を抱える。
②含み損が解消されず、損切りするくらいなら決算跨ぎをした方が良いという考えに陥る。
③決算跨ぎに失敗する。
【原因分析】
①そもそも損切りできないポジションを持たない。損切りできるポジションの大きさを考えるべき。ポジションを大きくするなら、ミネルヴィニの言う通り必ず逆指値注文をするべきだ。
②デイトレードで勝負したのだから、短期で結果が出なかったのならば手仕舞うべき。中長期に切り替えるのではなく、短期での負けを認める。負けを認めなければ待っているのは退場だけ。
③原則決算跨ぎはしない。長期でポジションを持つならともかく、性格的に短期トレードが合っているので、原則決算跨ぎはしない。
損切りしたくない。俺は馬鹿だ。馬鹿すぎる。
ただひとつだけ留意したいのは、ここ3か月の出来高と値動きが大口の存在を示唆しているということ。
当然、彼らも決算が悪い場合は想定しているだろう。出口戦略に織り込んでいないわけがない。決算前の出来高減少傾向を踏まえても、まだ残っていると考えるのが自然。
然るに、「出来高を伴う」大陰線が確認されなければ、まだ何かあると考えた方が良さそうだ。