続マーケットの魔術師を読み始めた。
まだ途中で、第1部のスティーブ・クラークのインタビューを読み終えたばかりなのだけれど、早速基本的かつ重要なアドバイスがあったのでブログに記録したい。
クラークのトレーダーに対する一番のアドバイスは
「うまくいくことを増やし、うまくいかないことは減らす」
どれだけのトレーダーがこの一見明らかな原則を守り通せないかは驚くばかりだ。
そしてもう一つの重要なポイントはポジションサイズ。
クラークによると、ポジションが大きすぎるかどうかを知る一つの方法は、起きたときに、そのことを考えてしまうかどうかだ。
トレーダーはどこで仕掛けるべきかにほぼ全ての焦点を合わせるが、実際には、仕掛け値よりも仕掛ける時のトレードサイズの方が重要なことが多い。
本当にこれ。
自分は真逆のことをやってきた。
うまくいってない(含み損が拡大)している時に、損切りせずに、ナンピンして、うまくいってないことを増やしてしまった。
結果トレードサイズが大きくなってしまい、冷静なトレードが出来なくなってしまった。
流動性が低く、含み損が身の丈に合っていないので、動けなくなってしまった。
トレーダーの仕事は資産曲線を左下から右上に伸ばすこと。その曲線の下げがあまりにもきついか長いのなら、どこかが間違っていたということ。
間違いを認める。自分は間違っていた。
銘柄選択、エントリータイミングよりも、ポジションサイズが大事。余力が大事。